こだわり
みなべで育った梅和歌山みなべの土壌は、梅の生育に有効な微酸性。梅の根は、水はけの良い土地を好む一方で、一定の土壌水分を必要とします。そんな厳しい条件を満たした土地に加え、黒潮の影響を受けて一年を通して温暖な気候、晴天日数200日の日照時間、台風や梅雨がもたらす適度な雨量など、環境に恵まれた紀伊半島で、梅の逸品紀州南高梅が生まれたのです。
A級の梅干し南高梅の紀州梅干は、収穫された梅全てを4つの等級に選別します。選別は皮破れを、その他・C級として除外し、B級以上を残します。その中から、黒い斑点などが一切ない美しい梅をA級として選び抜きます。A級品は、肉も柔らかく、外見もハリのある綺麗な粒揃えの梅です。「味覚庵」では、このA級品のみを取り揃えて、お届けしています。
南高梅とは南高梅は、和歌山みなべの風土を背景に、戦後に開発された梅の優良品種を基盤に生まれました。開発当初は、在来種から37品種を選んで調査し、5年間にも及び地道な研究の末に、7品種が選ばれました。この中の最高品種が「南高梅」と名付けられ、紀州を代表する梅として現在に継承されています。